Archive for 7月, 2009

要求工学とは何?

今日は、「ITコンサル実践考察」から外れて別テーマを取り上げます。
用語として、始めて聞かれる方も多いと思いますので、「要求工学とは何?」のテーマ話を取り上げようと思います。

先週、知人の紹介でカリフォルニア工科大学の情報工学の一色浩一郎教授と夕食会兼コミュニケーションミーティングに参加する機会を得ました。
議論対象はBPM(Business Process Management)でしたが、教授から担当されて
いる情報工学のカリキュラムの紹介を受けました。
驚いたのは、2003年から講座として設けられた”要求工学(Requirment Engineering)”
という研究分野です。要求定義とは全く違いました。

話をお聞きするのとQ/Aで少し分かってきましたことは、CIO(Cheif Information Officer)がBSCに基づく、IT化対象プロセスとそのビジネス目標を設定した後に、IT化するための経営からの要求事項を目標値をもって設定し、その実施をPDCA管理するプロセスのようです。IT戦略の定義と目標に近いです。

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IT投資の勘所

ITガバナンスという言葉が騒がれは始めました。
今年4月から開始されたJ-SOX法はIT統制(ITガバナンス)の実例ですね!
ITガバナンスは“経営戦略に沿ったITシステムの企画・構築・運用の統治のしくみ”でした。
経営戦略は経営機能を儲かる仕組みに変革していく話ですから、経営戦略とは業務プロセス改革といわれるわけです。
しかも、業務プロセスはIT化されていくわけですからITガバナンスと同意義を持つことになります。
ここで、今回のテーマです。
IT投資は、ITガバナンスに沿った投資が前提ということになります。
儲かるしくみである「ビジネスモデル」の要件を業務プロセスである「ビジネスプロセス」へ組み込んでいくITガバナンスプロセスが必要になってきます。
経営者の大きな関心事のトップ3を考えてみましょう。

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IT戦略の影響要素

ITガバナンスにおいてIT戦略を策定する基本データは「経営戦略企画書」により選定されたIT化プロセス領域でした。
IT戦略はこの対象プロセスを“将来の経営ビジョンに沿ってあるべきビジネスプロセスとするか”です。そのために、外部環境要因と内部環境要因が関係してきます。
この環境要因が最近大きく変化してきていますので、今日はその全体観をテーマとして取り上げます。

外部環境要因といえば、以前は言語やIT機器・インフラの先進性を考慮しておけば十分でした。一昨年、本番稼働した八千代信金の勘定系システム構築などは、言語としてJAVAを活用し、高性能サーバー導入を組み合わせ効率的なシステムを構築し、話題となりました。
現在は、この外部環境要因にIT経営リスクが深く影響をしてきます。

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ITアーキテクチャ技法と情報モデル

以前、ソフトウエアエンジニアリングとして、プログラム設計におけるモジュール化構造設計技法として「構造化設計」がありました。ウォータフォール型設計とも言われました。
現在は、ビジネスプロセス設計に移っていますが、設計の視点は同じです。

つまり、入力情報と出力情報を明確にし、機能構造を体系的に構造化し、プログラムモジュールの機能を“見える化”することでした。

現在のBPM(Business Process Management)によるビジネスのプロセスの見える化も入力情報と出力情報を明確化と機能の構造化です。
ビジネスプロセスに係るITアーキテクチャ技法としての基本はジェネリックモデルです。

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