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業績評価指標の設定

バランス スコアカードの「4つの視点」のもう1つの活用法である「業績評価指標の設定」を取り上げる。 4つの視点の因果関係によって作成された経営施策(=BSC では戦略目標という)はその施策が確実に実施されたか否かを検証す

バランス スコアカードによる経営施策展開

バランス スコアカードの4 つの視点の意味を把握できたので、その活用に焦点を当てる。 1つは「4 つの視点の因果関係」による経営施策への展開への活用、もう1点は「業績評価指標の設定」への活用である。 「4 つの視点の因果

バランス スコアカード

バランス スコアカードはロバート・S・キャプラン、デビッド・P・ノートンによって開発された。 現在、多くの企業で経営施策策定のためのデファクトスタンダード・ツールとなっている。その使用法はSWOT 分析で定義された事業ド

事業ドメイン

事業ドメインとは日本語では事業領域と翻訳される。すなわち、商品やサービスを販売する相手先である市場や顧客を指す。 事業ドメインの定義には“誰の”、“どんなニーズ”に“何を”提供するかが定義されていることが必須である。 “

CSF の創出

CSF を創出するには、SWOT の4つの要因である「強み」「弱み」としての内部環境要因と「機会」「脅威」としての外部環境要因を組み合わせて重要成功要因を考え、作り上げる。 その組合せは、「強み」と「機会」、「強み」と「

SWOTの4つの要因

◆「強み」要因とは 経営活動における経営機能や経営資源が競合他社より競争優位性のある要因を自社の内部環境として有しており、事業上の好影響、すなわち収益の向上や市場の拡大が見込める要因を「強み要因」という。 たとえば、経営

SWOT 分析

SWOT 分析は前述の経営環境要因、すなわち「内部環境要因」、「外部環境要因」から経営戦略を作り上げるための手法である。 SWOTではその環境要因を「強み」、「弱み」、「機会」、「脅威」に分類する。 SWOT の名称は強

「業界を制する」には

ポーターはこの5つの競争要因のいずれかを凌駕した企業が業界を制することができると言っている。 たとえば、ヨドバシ、ビックカメラ等の電気量販店は好業績を挙げている。その背景を調べてみると、商品の仕入れはメーカーに対し、市場

「供給者の支配力」とは

自社と仕入先との関係である。 メーカーから商品を仕入れる場合に、仕切値がメーカー主導で決定される環境、すなわちメーカーの力が強く、販売店がメーカー提示の仕切値をそのまま受け入れざるを得ない状況にある販売店側の業界である。

「買い手の競争力」とは

この競争環境の買い手であるお客様との関係である。 お客様が強い業界、すなわち供給者過剰の業界であれば、顧客が主導権の下で販売価格が値引き等により低く押さえられてしまう。利益が上がらず、競争するには厳しい環境となる。買い手

「代替製品・代替サービスの脅威」とは

現在の市場で競合関係にある商品、サービスとまったく違う商品やサービスで同様の機能を果す代替の商品、サービスが出現する脅威である。 たとえば、JRの貨物輸送は代替サービスであるクロネコヤマトの宅配便の普及によって大幅に貨物

「新規参入の脅威」とは

文字通り、自社の現在の業界に新しく企業が参入し、市場のシェアを奪っていく脅威をいう。すなわち、参入企業が増える程、より競合関係が厳しくなるからである。 参入企業が増える脅威は「参入障壁」の高さに依存する。参入障壁とはこの

「既存競合者同士の敵対関係」とは

競合者の関係である。競争者が多い環境では競合者間でのコスト、品質、納期などの差別化が強化され、厳しい競合関係を作り上げる。 この競合関係は競合環境としての結果として生じるものであり、この環境を創り上げる要因が存在する。こ

5つの競争要因分析

バリューチェーン分析と並んでマイケル・E・ポーターが提唱したもう1つの分析手法である「5つの競争要因分析」を取り上げよう。 この分析の基本は“なぜ、競争環境ができるのか”が原点にあり、業界環境を中心とした外部環境の分析で

バリューチェーンとは

「バリューチェーンと5つの競争要因」はマイケル・E・ポーターによって提唱されたメソドロジーである。「バリューチェーン分析」は業務プロセスを中心とした内部環境分析の視点に立っており、「5つの競争要因分析」は業界環境を中心と

経営戦略策定の主要メソドロジー

経営戦略を策定するための主要メソドロジーの要点を整理する。各メソドロジーの要点は各節で構成される。 第1節 バリューチェーンと5 つの競争要因分析 ポーターは経営戦略のための内部環境要因と外部環境要因としての業界環境の分